2019.10.31
令和元年10月 夕凪グループ勉強会
令和元年10月 夕凪グループ勉強会
「介護保険の概要と介護予防・日常生活支援総合事業の見直しに伴う
介護予防ケアマネジメント等の運用について」
高松市介護保険課 黒川 様
高松市地域包括支援センター 宮本 様
・今年の10月から総合事業の見直しが始まっています。介護保険事業の中での介護予防・日常生活支援総合事業を利用されている方は、担当の介護支援専門員から説明や今後の支援内容について話しがあったかと思います。今後の流れとして主に要支援認定の方で介護予防サービス(通所介護・訪問介護)を利用されている方は、再編成された事業ごとへの移行(サービスA・B・C)また利用料金の変更(月単位が一回単位に)等があります。
今回の研修後に夕凪グループの介護支援専門員から質問をさせて頂きました。
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1.従前相当サービスから振り分けのフローチャートによりサービスA・B・Cに移行をする際に、利用者の強い希望や急な身体状態の変化で現状の従前相当サービスを継続して利用をしたい場合に前もって包括支援センターに相談をする必要があるのか?
- ・基本的に従前相当サービスを継続して利用したい方は有効期限が切れる3か月前から相談をして欲しい(地域包括ケアを開催する必要があり時間が要する為)。また、基本的には3ヶ月前ではあるが包括支援センターとの連携はその都度図ってもらえればいいとの事。
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2.フローチャートに記載の4項目のうちどれか一つでも該当すれば従前相当サービスを検討する事が出来るのか?
- ・項目は4項目(障害高齢者の自立度・認知症高齢者の自立度・主治医による疾病の記載・日常生活動作で入浴、排泄、更衣で見守りが必要)のうち一つでも主治医意見書か認定調査票から該当をしていれば従前相当サービスで計画を検討する事が出来るとの事(従前相当サービスの必要性は必ず記載)。
質問に対しての返答は以上の通りでした。
今後は担当の介護支援専門員と利用者本人が、支援の内容について考えていく事が多くなるかと思われます。制度も複雑になり介護サービスを利用していくうえで分からない事も出てくるかと思われます。私たち夕凪職員も本日の勉強会で完全に事業内容が理解できたかと思うと若干不安な部分もあります。その為、今後も常に自己啓発活動に努め、新しい情報を収集し、利用者へ適切な支援が行えるよう取り組んでいきたいと思います。