2019.12.26
令和元年12月 夕凪グループ勉強会
令和1年12月夕凪グループ勉強会
~ヤング夕凪、ボーン夕凪、バーン夕凪~
1.リスクを想定したうえでの備え
ヤング夕凪 藤田 理沙
8月より数か月に1回てんかん発作が出現するO氏との関わりを発表。
利用開始時から本人、家族よりてんかんが出現する事への不安の表出があった。そこで、O氏のてんかん発作に対する対応表並びに、緊急搬送先への情報伝達シートを作成し、備えを行った。言語障害もあったため、言語訓練やパワーリハビリによる体力維持の環境を整える。1度てんかん発作で入院するも利用再開、スタッフ間でも情報を共有し体調の変化に応じて訓練強度を変える等対応。今後主治医の意見も聞きながら対応表に修正を加えO氏や家族、またスタッフが安心して関わりをもてるようにしていきたい。
2.K氏との関わり社会復帰をモチベーションへ
ボーン夕凪 多田 康人
社会復帰を目標とした利用者K氏との関わりを発表。
約13か月間週3回の半日利用を提供した。結果として、肩の可動域が広がり本人様が自覚できる程に回復がみられた。職場復帰したいとの思いと、身体の不自由さに葛藤を感じ、それでも身体を酷使し痛みが強くなることがあった。セラピストとして心のケアであったり自宅での過ごし方を提案できていれば、痛みの度合いも違ったのではと考える。現在身体の向上を目標にしている。引き続きサポートしていきたいと考える。
3.認知症のある利用者様の「やりたい」のサポート
バーン夕凪 辻 真也
若い頃に熱中された趣味の麻雀を通じて他者との交流を図り、重度の認知症がありながらも「やりたい」ことを見つけサポートさせて頂いた事例。ご自分でできないことが増え自信を失い、部屋に籠るようになりますます認知症が悪化する。支援は短かったが麻雀を忘れていたり、大声を出されたりと支援が難しい状態でした。スタッフがフォローすることで自信の再獲得することができた。その方に本当に適したサービスを提供することが重要であると強く感じた。