デイサービス 夕凪からの
お知らせ

2024.12.20
令和6年12月 夕凪グループ勉強会

令和6年12月 夕凪グループ勉強会
「認知症の人とのコミュニケーション」

 

令和6年12月20日
講師:いわき病院副院長
中村 光夫 先生            

 

令和6年12月夕凪グループの勉強会では、いわき病院の副院長である中村光夫先生をお招きし、認知症の方とのコミュニケーション技術である<ユマニチュード>について学んだ

 

【ユマニチュードとは】
ユマニチュードとはフランスで生まれた認知症のケアの技法であり、円滑にコミュニケーションをとる事ができる「優しさを伝える技術」である。
その4つの柱として、「触れる」「見る」「立つ」「話す」が挙げられ、これらを行う際には相手を驚かせない事が重要である。

 

【認知症の特徴】
認知症の方は、見えてはいるが注意が向かずに視覚情報を認識できない「視覚的な認知機能の衰え」表情から相手の感情を読み取る事が困難になる「社会的な認知の衰え」(怒りや恐怖の表情は認識し辛いが笑顔は認識されやすい)等の症状がみられる。その為、介助者側は「見えているのに反応してくれない。」「無視されている。」等といった誤解をしてしまう事がある。大事な事はそういった症状が出ているかもしれないと認識した上で介護を行うことである。そうすれば、すれ違いからお互いを傷つけることも無くなる。

 

【コミュニケーションを取る上での重要点】
実際の介護を行う場面ではいかに相手を驚かせずに認識して頂くかという事と自分が何をしようとしているかを笑顔で伝えることが重要になってくる。この際に相手に近づく距離に関しては自分ではなく相手が決めるという事を忘れてはならない。近すぎや遠すぎという判断は相手がする事なので、自分の基準で決めないように注意しなければいけない。

また、もう一点重要視したいのが相手の生活歴である。相手の生きてきた軌跡を紐解くことでその方の事を少しでもより知ることができて介助の仕方もまた違ったものになる。

 

【まとめ】 
<ユマニチュード>という優しさを伝える介護技術を我々デイサービスの者が実践する中で一番その方が好まれる関わり方を見つける事ができれば、家族さまにお伝えして、より生活しやすい環境を作るお手伝いができるのではないかと今回の講義を受けて考えた。介護という誰しも通るであろう道の中で迷ったり、つまずいたり、不安に思われる事も多くあるが、関わる全ての人がよりよい生活を送れるお手伝いができるように今後もデイサービススタッフとして励んでいきたい。