こんにちは、アジア夕凪の峠です。

アジア夕凪では、いつもご利用者様本人の歌いたい曲を歌っていただいています。

しかし、たまには違った曲も…ということで、今回はみんなの知っている童謡を歌っていただくことにしました！

少し急なお声かけでしたが、みなさん大きな声で歌われていました。

むしろいつも以上に…（笑）

初めはマイクを使っていましたが、他の方も一緒に声を出して歌っていたので、途中からマイクなしの全員アカペラで歌う合唱スタイルに変更しました♪

すると元々声の小さい方でも、いつも以上に大きな声が出ていました。

あとでお話を伺うと、「他のみんなも歌っていたから歌いやすかった」、「子どもの頃によう歌って覚えとったけん歌えた」という声が聞かれました。

 

続いてはみなさんのリクエストから『青い山脈』や『瀬戸の花嫁』をアカペラで歌いました。

ご利用者様にとってみると10～20代の頃に流行った曲ばかり。

恐らく僕だけではないと思いますが、10代の頃に流行っていた曲って妙に覚えていませんか？

これは脳科学でも証明されていることですが、10代の頃に聞いた曲は一生忘れないと言われています。

それは高齢者も同じ。

それにその曲を聴くだけで、その頃にタイムスリップしたような気持ちになりませんか？

介護の世界ではこのことを”回想法”と呼びます。

”回想法”は認知症の方に対して有効で、心を落ち着かせる効果があります。

この時に参加されていた方の中にも認知症を患われた方がいましたが、その方も笑顔で歌われていました。

 

途中、間奏で足踏みや振り付けを取り入れて歌体操のスタイルに変更するも、みなさん元気良くついて来られました！

終わってからご利用者様に感想を聞いてみると、「いつものカラオケと雰囲気が違っていて楽しかった」「みんなで合唱すると学生位の頃を思い出した」、「またやりたい！」という声が聞かれました！

逆にご利用者様の中でも親子ほど歳が離れている方もおられるので、「曲が古かったのでもう少し新しい曲もして欲しい」という声も聞かれました。

全体的に好評だったので、曲のバリエーションを増やしつつ、これからも続けて行きたいと思います！