認知症と認識

現在バーン夕凪のご利用者様のうちおよそ半数は認知症があります。

それぞれの方によって身体状態、認知症の状態もさまざまです。

ですが、共通していることは、時間を忘れて楽しんだ趣味のボードゲームをもう一度やりたい!

たとえ認知症になっても楽しかった頃を思い出して楽しみたい!

という前向きな気持ちです。

現在ご利用の方の中で一番重度の方は麻雀をされるうちに「これは一盃口(イーペーコー)や」「流し満貫(マンガン)や」と麻雀用語を思い出して正しい場面で口にされるようになってきました。

まだまだ牌を取る場所を間違えたり、アガったつもりが牌がそろっていなかったりと上手くできないことも多いですが、ほんの1ヵ月で麻雀に取り組む時間だけは目の輝きが戻ってきたように感じます。

たとえ上手く出来なくても興味を持って好きなことに一生懸命になる姿はとても生き生きとして見えます。

これからもバーン夕凪ではその方らしさを尊重させて頂きながら、毎日の生活を心豊かに送って頂けるようにサポートします!

 

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