過去の記憶(経験)で役を作り、最近の記憶(出来事)で交流を作る!
バーン夕凪の佐古です。
麻雀に欠かせない要素がいくつかありますが、その欠かせない要素で、最近良い出来事に繋がっている事に嬉しく思う機会がありました。
きっかけは利用者様が役満を上がったのですが、その役満も珍しい「小四喜」!
発現確率0,0012%(80年間宝くじを買い続けて1等が当たる確率0,0079%)
80年間かけて宝くじ1等が当たる確率よりも難易度が高い役満で、麻雀を見てるほうも衝撃と歓喜が起こりました。
「役は覚えとるし、ある程度枚数があれば行こうかと思いよった」とおっしゃってましたが、麻雀牌は1種類4枚しかなく、この役満を上がる為には、16枚中11枚を揃えないといけないのです。ポンという技を使えば他者の牌を利用して揃えれますが、相手に警戒されてしまいます。
しかしこの利用者様は「その場の流れと経験で、行くと決めたら行かな」と。過去の経験からその場の流れを感じ取り、見事役満に繫げたのです。
更にこの後「儂この前も四暗刻上がった」「儂は昨日国士無双上がった」「儂はさっき大三元聴牌したんやけどのー」
と、麻雀卓を取り囲む利用者様方からこんな会話も聞こえてきました。
最近の出来事(短期記憶)もしっかり覚えており、そこから皆さんとの交流にも繋がっている。とても素晴らしい光景でした。
何気なく麻雀(機能訓練)に取り組んでいるのではなく、昔から好きだった事で訓練し、そして今の交流に繋がる。
今後もこのような環境を続けていけるよう、支援していきたいと思います。