奥が深いんです、トランプは!

バーン夕凪の佐古です。

バーン夕凪では様々な健康遊戯を通して、機能訓練を提供しています。

その中でも今回はトランプを使って行う「7並べ」についてお話ししたいと思います。

7並べとは、人数分手札を配り、手札に7があれば最初に場に並べます。その後7に沿って手札を並べていきます。自分手札が最初に無くなった人が勝ちという、シンプルなトランプゲームです。簡単に説明していきます。

手札から7をすべて並べた状態です。ここから順番に手札を場に置いていきます。数字は順番になっていないと置けず、マークも揃えなければいけません。

この場面で見てみると、数字が順番になっており、マークも揃っています。この後スペードの10を出したいが、9がないので出せません。

このように、手札と場を見ながら置けるカードを順番に出していくのです。全て並ぶとこのようになります。

並べるだけとシンプルですが、数字の繋がりやマークの一致等、脳を活用しています。しかしバーンご利用者様は、1、2段階高度な駆け引きも習得中、あるいは習得している方が増えてきています。

バーン夕凪佐古の個人的見解を基に紹介します。

例えばこの場面。自分の手札が、スペードの9、ハートの4と5、ダイヤの10と11と13、クローバーの4と11の計8枚とします。場に出せるのはスペードの9、ハートの5、ダイヤの10、クローバーの4と11です。一見、どれでも出せるなら優位性は一緒と考える方もいるかと思います。しかし、正解はダイヤの10です。自分の手札のと場の状況を見てみます。他のマークの手札は自分の順番が来ると置けますが、ダイヤはどうでしょう?ダイヤの12を他者が置かないと、13が置けないのです。

さらにもう一つ。スペードの9以降は他者が、ハートの4以降も他者が、クローバーの4以降、11以降もこれまた他者が。お分かり頂けましたか?この4枚を出さない限り他者は置けないのです。7並べの俗称でこれを「止める」と言います(そのままですが笑)。自分が止めて置き、尚且つ自分が他者に早く出させたい個所を進めていく、これが7並べの段階的テクニックなのです。

バーン夕凪では健康遊戯と通して、楽しみながら手指や脳賦活、他者との交流にも繫げています。シンプルな中に少しでも刺激になったり、活性する訓練になればと思っています。

 

 

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