皆さんこんにちは、バーン夕凪です。

今回はバーン夕凪に来られた、ある利用者様についてのお話です

この利用者様、30年近く麻雀から離れていて、認知症の影響もあり麻雀の牌を取る場所、その他のルールがいまいち分からないご様子でした。

ですが、麻雀には興味があるということで来所を決められました。

バーン夕凪では普段3人打ち麻雀をしています。対戦の雰囲気を感じ、なおかつルールを少しでも思い出すには？

とっさに思いついたのがスタッフと2人でやる2人麻雀！そんな無茶な！と思われた方、ごもっともです。

とにかくやってみよう！

すると、スタッフが牌を取る場所をお伝えすると意外とすんなりと興味を示されて「まだまだ練習せないかんけど、思い出してきたわ」と笑顔に！

いつもは麻雀の対戦相手の力量のことを中心に考えて、認知症の方はルールが分からないから楽しめないのでは、と勝手な先入観で決めつけてしまっていたことに気が付き反省しました。

バーン夕凪では麻雀は賭け事としてではなく、リハビリのため、日常生活を豊かにするため、何よりもご利用者様が楽しむため、に実施させて頂いているということに改めて気づきました。

「楽しむ」ということは人それぞれ違う形があって良いはずです。それぞれの方に合った、楽しみながら訓練に繋げていく麻雀、囲碁、将棋などの実施、それがバーン夕凪の真の目的だと考えてこれからもサービスを提供させて頂きたいと思います!(^^)!