リウマチのため、手指・膝関節の変形がある利用者様のお話です。

身体的な目標は下肢の筋力・体力の向上、関節痛の緩和となりました。

上記目標が達成したらどうなるのでしょうか？

生活目標はゴミ出しや、洗濯物を干すなど可能な家事の継続となりました。

可能な家事が継続できたらどうなるのでしょうか？

その人らしい生活の支援とはどういったものなのか考えました。

答えは上記の利用者様が教えて下さいました。

この方の趣味は裁縫で、カバンや小物入れを作成されていました。

夕凪倶楽部に通い、5ヶ月で裁縫を再開することができるようになられました。

作成した作品を夕凪倶楽部の仲間にプレゼントするのを楽しみとされています。

機能訓練の視点でみると、体力の向上⇒座位の安定⇒手指の巧緻動作の機能向上と考える事ができます。

身体の機能向上が趣味の再開につながったのでしょうか？

夕凪倶楽部に仲間ができたことで裁縫（作ってプレゼントする楽しみ）を思い出し、『裁縫に再チャレンジする気持ち』のなられたのではないでしょうか？

この前向きな気持ちになっていただくことが、その人らしい生活の支援だと再認識させていただきました。

これからも身体機能の向上に向けた取り組みだけでなく、その人らしい在宅生活が送れるようにサポートしていきます（＾－＾）