みなさん、もう新元号『令和』には慣れましたか？

元号とは言い換えると、時代につけた名前ですね。

 

よくご利用者が「私は人の名前を全然覚えられん！ボケてきてしもた！」と言われている場面に遭遇します。

結論から言いますと名前は覚えにくいです。ただし『人』の名前は特に覚えにくいです。

下の写真の名前は何でしょう？

 

正解は『やかん』です。簡単ですね。

では下の人物の名前は何でしょう？

 

正解は『松坂　昌樹』さんです。

人の名前が覚えにくい原因は2つあります。

1つ目は、僕と『やかん』、僕と『松坂さん』との出会ってからの年月の違いにあります。

ぼくと『やかん』との出会いは38年前です。

ぼくと『松坂』さんとの出会いは1か月前です。

つまり名前全般に言えることですが、出会ってから名前を覚える必要があるので、最近出会った物や人の名前ほど覚えにくくなるというわけです。

特に高齢者は最近の記憶（短期記憶）が苦手で、昔の記憶（長期記憶）は比較的保たれているので最近出会った人の名前が覚えにくくなります。

2つ目は『やかん』はどのような顔や容姿でも『やかん』という名前であるのに対し、『人』は同じ霊長類の人間の顔や容姿にあるにも関わらず名前が異なります。だから覚えにくくなります。

人の名前を覚えるコツは、その人に興味をもち自ら関り、関係を深くすると名前に意味付けがどんどんされ覚えやすくなると言われています。

『令和』での楽しい思い出がたくさんできると令和もしっくりくるようになるかもしれませんね(^_-)-☆