何をしているところでしょうか?

皆さまこんにちは!クッキング夕凪の野中です!

毎度突然ではありますが、これは何をしているところでしょうか?

「杖をついている所!」まさしくその通りです。作業療法士が横について杖のつき方を指導しています。

脳卒中後遺症の方や骨折加療後で杖を使わなければならない方は基本的には病院のリハビリで杖のつき方を身につけて退院します。ですが、クッキング夕凪のような維持期の施設には、これまで杖を使ってこなかったという方も少なくありません。そのような方が「足を痛めた。」という様な理由で杖を使い始めると、自己流で使い始める為、最初はなかなか効果的な使い方が出来ていないことが多いです。

足を痛めたという場合には、痛くない足側の手で杖を持つのが基本となります(右足が痛い場合は左手、左足が痛い場合は右手といった具合です)。

そして出す順番は杖→痛い側の足→痛くない側の足となります。もっとスムーズに歩く場合では杖・痛い側を同時→痛くない側という様な歩き方になります。

杖のつき方をスムーズに定着させるためには、家族様との情報共有も重要です。プリントなどに簡潔に分かりやすい言葉で家族様にも杖の付き方を提示することで、家庭での歩行がそのまま杖歩行定着の為の訓練へとつながってきます。

クッキング夕凪には作業療法士が二名在籍しております。調理だけでなく、心身機能、生活機能の細かな変化にも目を向け、支援していけるよう日々精進しております。

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