皆さん、こんにちは！クッキング夕凪の宮脇です。

私たちの日常生活の中にも多くの危険が潜んでいます。その中でも今回は『ヒートショック』についてお話していこうと思います。

まず皆さん、ヒートショックはご存知でしょうか？

ヒートショックとは、気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることをいいます。冬場に暖房の効いたリビングから脱衣所に移動し、浴槽に入る時などに起こります。特に１０℃以上の温度差がある場所は危険とされており、注意が必要です。お風呂場だけではなく、トイレも注意が必要です。

ヒートショックは６５歳以上の高齢者、高血圧や糖尿病などの動脈硬化の基盤がある方、不整脈、肥満の方が影響を受けやすいとされています。

予防のポイント

①脱衣所、浴室とトイレを温める

温度差を減らすために、暖房器具を設置するなどの工夫をしましょう！また浴室の床にマットやスノコを置くのもいいですね！

便座を温めておきましょう！

②お風呂の温度を低めに設定

４２℃以上になると心臓に負担がかかるとされています。理想の温度は３８～４０℃です！

③急がず、ゆっくりとお風呂から出る

急に立ち上がると、めまいを起こしたり、失神することがあります。お風呂から出る時はゆっくり立ち上がりましょう！

④時間帯を考えよう

家族がいる時間帯やお風呂に入る前は家族に声を掛けてから入りましょう！

独居の方は、まだ冷え込まない日中に入る等してリスクを軽減しましょう！

年間１万９千人もの人が入浴中に亡くなっていると推測されています。もちろん全てがヒートショックで亡くなっているのではありません。転倒等も含まれています。

大切な命を守るためにも、一人一人が予防する事を心掛けていく事が重要だと思います。