クッキング夕凪では調理訓練を行っています。調理には様々な工程があります。何を作るか、材料は何が必要か、道具は何が必要か、炒めるのか焼くのかなどかなり複雑な家事動作です。

これらを訓練として作業療法士を中心として難易度を段階付けながら行っています。

実際の調理場面です。

フライに衣を付けていますが、卵を付ける人、パン粉を付ける人と分担しながら行いました。みなさんそれぞれ目的は違っていて。写真左の方は脳梗塞で麻痺のある方で左半側空間無視(左側に意識が向かない)があります。なのでパン粉を左側に置き、意識付けを行っています。あとの二人は認知症のある方で調理の工程が分からなくなりますが、自分の役割を分担して一つに絞る事で間違わずに行えています。

また作る工程だけでなくクッキング夕凪では全て行っています。

配膳や

片付けも

楽しみながら、一人一人の目的に合わせた工程の割り振りをして訓練として調理を行っています。