自宅での看取りを考える。
こんにちは!!夕凪Japanの黒川です。
最近、めっきり気温も下がり朝晩は肌寒くなってきましたね。つい最近までは夜寝る時に、タオルケット一枚だけで朝まで眠れてましたが、ついに毛布を出すことになりました。さすがに、熱がりの私にとっても身体にこたえる様になってきています(笑)。。。どうぞ、皆さまも風邪等には十分にお気を付けて毎日をお過ごし下さい(*^-^*)
さて、今回の内容は前回私が参加をさせて頂いた「ケアメンカフェ」での講義であった「自宅での看取り」についてお話しをさせて頂きたいと思います。
講義は「訪問看護ステーションやすもり」の方からお話しがあり、自宅での看取りについて、また、それを取り巻く環境についてのお話しがありました。
まずは看取りの現状について・・・
現在の日本では国際的にみても、自宅よりは病院での死亡率が高い傾向があります。自宅で看取りの考えがあっても、なかなか家族また親族等だけでは困難なため、病院での治療後そのまま看取りという傾向が多い様です。しかし、できることなら自宅で看取りをしたいと考えている方が多い現状もあります。近年は自宅での往診や看護師等の訪問サービスを利用することで、慣れ親しんだ自宅で最期を迎える方も以前に比べ少しずつ増えている傾向がある様です。
その時に大事な事は・・・①本人がどのような最期を望んでいるか?
②延命治療や食事が食べられなくなった時にどうするか?
③主治医の決定および医療機関の選択(往診が可能かどうか?)
④緩和ケア病棟への入院希望の有無
⑤緊急時の対応の確保
⑥家族での支援体制の確認・本人の意見尊重の確認
以上のことを本人が自分で意思決定ができる時に、家族や親族等と話しを十分にしておくことが大事であると話されていました。
自宅での看取りを考える時にはやはり、医療関係者との連携が重要になってきます。主治医との連携(往診が可能か?)・看護師の訪問(訪問看護)・薬剤師等の訪問等・・・
私たち介護支援専門員もこうした在宅療養での支援体制の一役を担っています。多職種連携という言葉がありますが、多職種で本人または家族を支えていくという考えです。今回の講義で私は多職種連携の重要性を再確認し、今後も夕凪Japanでの業務をする際には「多職種連携!!」という言葉を繰り返し頭に入れながら業務にあたることを強く心に刻めた講義でもありました。
皆さんの中でも自宅での看取りに限らず何かお困りのことがありましたら、ご遠慮なく夕凪Japanへご連絡下さい。お話を聞き一緒に考えていけたらと思っております。よろしくお願いいたします。