訪問介護サービスと訪問看護サービスの違いって?part2
皆さま、こんにちは(*^-^*)
夕凪 Japanの大江です!
私の実家はけっこうな田舎で周囲は山に囲まれています。先日、実家に里帰りした際に、ふと周りを見渡すと紅葉が始まっていました!!
市内にも紅葉がキレイなスポットはたくさんありますが皆さまもちょっと足を運ばれてみてはいかがですか(>_<)
さて今回は「訪問介護サービスと訪問看護サービスの違いって?part2」ということで、訪問看護サービスについてお話させていただきたいと思います。
訪問看護とは疾患や障害を持った方が住み慣れた地域やご家庭で、その人らしい療養生活が送れるように支援するサービスです。地域の訪問看護ステーションから、看護師や理学療法士・作業療法士等がその方が生活する場所へ訪問し、医療的ケアを提供します。訪問看護の目的は、自立への援助を促し、その方らしい療養生活を支援することです。
訪問看護で受けられるサービスとは?
・身体の清拭、洗髪、入浴介助、食事や排泄などの介助
・指導病気や障害の状態、血圧・体温・脈拍などのチェック
・医師の指示による医療処置
・医療機器の管理:在宅酸素、人工呼吸器などの管理
・がん末期や終末期などでも、自宅で過ごせるよう適切なターミナルケア
・床ずれ防止の工夫や指導、床ずれの手当て
・拘縮予防や機能の回復、嚥下機能訓練等の在宅リハビリテーション
・認知症による事故防止など、認知症介護の相談・工夫をアドバイス
・ご家族等への介護指導・相談
・低栄養や運動機能低下など介護予防のアドバイス
訪問看護を受けるには?その条件
訪問看護は病気や障害をもちながら在宅療養する人は全て対象になりますが、その方の疾患、年齢などにより介護保険と医療保険のどちらを利用できるかが異なります。いずれの保険も必ず主治医の訪問看護指示書が必要です。介護保険で訪問看護を利用できる方は、65歳以上で、要支援・要介護認定を受けている方です。第1号被保険者といいます。
また、40~64歳の方は、介護保険上で「特定疾病」とされている末期がんや関節リウマチ等が原因で要支援・要介護の認定を受けた場合に、利用できます。これに該当する方を第2号被保険者といいます。
いずれも、「要支援1~2」または「要介護1~5」と認定を受けた方は、担当ケアマネジャーと相談し、訪問看護ステーションに依頼をしてもらいましょう。
訪問介護と訪問看護の違いは??
訪問介護と訪問看護の大きな違いは、医療的な処置が可能か否かです。訪問介護はホームヘルパー(訪問介護員)が、サービスを提供するため、医師や看護師が行う医療的な処置はできません。また、病気や健康に関する支援もできません。ただし、日常生活に必要な介護や支援が可能です。例えば、食事や入浴、移動などの身体介護や、買い物、炊事、洗濯などの生活援助です。一方で、訪問看護は看護師の資格を持ったスタッフがサービスを提供するため、病院で行う看護と同様な医療的な処置も行うことができます。
どちらのサービスを利用するかは、一人一人のお体や病気、家族構成などを踏まえて検討することで、最適なサービスを選ぶことができますので、まずは相談員やケアマネージャーなどに相談してみましょう。(*^-^*) もちろん夕凪 Japanにもご相談ください!