５月１９日、５月勉強会は講師にフクダ電子四国販売株式会社 高田様をお招きしました。
AEDの使用方法、一次救命処置(呼吸が止まり、心臓も動いていないと見られる人の救命へのチャンスを維持するため、AEDの使用や胸骨圧迫・人工呼吸からなる心肺蘇生法)を実践・ご説明頂きました。

夕凪グループには各建物に1台以上のAEDを設置しています。設置しても使用するのは人です。適切な使用方法を知っていなければ救命はできません。

　

2015年に新たに公表されたガイドライン対応の流れとしては

1. 反応の確認(周囲に危険のない事を確認。肩を叩く、声をかけて意識があるかを確認)
2. 応援を呼ぶ(大きな声で119番通報者とAEDを持ってきてもらう人を指名しましょう)
3. 呼吸の確認(胸や腹の上下動を見て呼吸を確認)
4. 胸骨圧迫(1分間に100～120回、胸の真ん中を約5センチ沈むように)
5. AED到着次第電気ショック(音声案内に従って操作を行う)
6. ショック後ただちに胸骨圧迫を開始

※人工呼吸はできるなら圧迫30回に人工呼吸2回のペースで行う。
となっております。

新入社員は起こり得る事例を聞いた後に緊張感を持って人形へ実践しました。
また、昨年受講している職員にはガイドラインの流れに沿って確認と実践を行いました。

一次救命には「救命」だけでなく、後遺症を残さず「社会復帰」していただくことが目標です。

万が一の際、迅速に適切な対応を取れるよう今後も復習していきたいと思います。

このたびはご多用中にもかかわらず、快く勉強会の講師をご承諾いただきありがとうございました。