令和元年5月 夕凪グループ勉強会

「接遇マナーにおける、挨拶と表情が与える影響とボイストレーニングについて」

講師:杉之内 由紀 先生

1、   第一印象は挨拶から

挨拶の語源は「一挨一拶」禅宗の問答に由来した言葉です。
「挨」は心を開いて近より、「拶」も同様に、迫る、近寄るという意味があります。
挨拶は「心を開いて相手に近寄る」という意味です。
ビジネスパーソンにとって「挨拶」は良い人間関係を築く大切なものであると同時に、気持ちの良い挨拶をすることは仕事の一部であると認識したほうが良いと教えて頂いた。

2、接客7大用語 
 1.いらっしゃいませ(おはようございます、こんにちは)
 2.かしこまりました
 3.恐れ入りますが
 4.少しお待ちくださいませ
 5.大変お待たせいたしました
 6.申し訳ございません
 7.ありがとうございました
この7つの言葉は大変便利な挨拶言葉であり、声のトーンや抑揚、話す速度等で様々な場面で活用することができる。日々の業務の中でもよく使う言葉であり、その言葉が相手に与える印象というものを今一度考えさせられた。

3、言葉より前に大切なのは「笑顔」

 笑顔が大切ということはビジネスパーソンにとっては周知のことであるが、それを毎日行うということは中々に難しい。そこで、笑顔トレーニングという方法を教えて頂いた。一番いい方法は「鏡を見て練習すること」だが、意識して「う」の口の形から「い」の口の形へと変えることでトレーニングになることを学んだ。顔は自分からは見えない。では誰のためにあるのか?笑顔は人に向けるものであり、笑顔の人は他者を幸せにできる。このトレーニングを行い、人を幸せにできるような人間になれればと思う。

4、電話対応について

日々行っている電話対応であるが、言葉の使い方という点について色々とご指導頂いた。
「お名前をちょうだいしてもよろしいですか?」よく使ってしまっている言葉だが、名前は「ちょうだい」するのではなく「お伺い」するものである。他にも、二重敬語になってしまっているケースや、相手を不快にさせてしまう物の言い方や発声の仕方を知らず知らずのうちに行ってしまっている事が多々あると学べた。

まとめ

他にもボイストレーニングの方法や、深呼吸の仕方等、日々行えることで、一段上のビジネスパーソンとなれる方法をご教授頂いた。この勉強会を経て、学んだことをしっかりと日常生活や仕事の中で、意識せずとも自然な形で行えるようにしていきたい。それと同時に、他の人を幸せにできるような挨拶や接遇ができる社員になりたいと思う。

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