令和3年5月 夕凪グループ勉強会

 

令和3年5月21日(金)

講師:A L S O K総合警備保障株式会社 石田 俊和 先生

救急救命・A E D使用方法について

 今月はA L S O K総合警備保障株式会社の石田俊和先生をお招きし、A E Dを使用した心肺蘇生法について学びました。

A E Dを使用した心肺蘇生法の手順

1.倒れている人の反応を確認する

 両肩を軽く叩きながら「大丈夫ですか?」などと、大きな声で2〜3回呼びかけます。片方の肩を叩くより両肩を叩くことでより刺激が入り易い状態になるとの事です。

2.大声で協力を求める

 「あなたは119番通報してください」「あなたはA E Dを持ってきてください」と指示を出す事が大事です。具体的に指示を出す事により行動しやすい声掛けが大事です。

3.呼吸の確認をする

 胸または腹部が上下に動いているかを秒以内で確認します。

4.胸骨圧迫を繰り返す

 乳首と乳首の真ん中に掌を置き、テンポ(1分間に100〜120回)で、5cm〜6cmの深さ圧迫します。感染防止の為、人工呼吸は不要です。

5.A E Dが到着したら電源を入れる

 音声メッセージで案内されるので、指示に従います。

6.電極パッドを患者の胸に貼る

 右胸と左脇腹に貼ると、心電図が自動的に解析されます。ペースメーカーがある方に対しては埋め込み部を避けるようにします。

7.電気ショックが必要かA E Dが解析

 自動的に解析され、電気ショックが必要であればボタンを押すように指示が出ます。

8.電気ショックを行う

 電気ショックを行う前に、声を出して、周囲の人が患者から離れるよう指示します。患者の身体に誰も触れていないのを確認してから、ボタンを押します。ネックレス等装飾品あれば適宜外す。

9.パッドを貼ったまま直ちに胸骨圧迫を再開する

 電気ショックを行なった後、何らかの応答や目的のある仕草あるいは救急隊が到着し引き継ぐまで胸骨圧迫を続けます。

10.救急隊に情報を伝える。

 患者が倒れた時の状況・容態の変化・応急手当の内容・電気ショックの回数などを伝えます。

上記の手順を実際にA E Dを使用しながら、職員が行いました。

 心臓が止まったままにしておくと脳に血液が届かず、蘇生確率が低下し続けてしまい救急車が到着するまで何もしないと、蘇生は極めて難しくなってしまいます。実際に使用した方は少ないかと思いますが、手順やなぜそのようにするのか理由を知る事により、いざ使用事に困らないで救急救命行動が取れると思いました。またA E Dにも使用期限やバッテリーの消耗等があると初めて聞き、まだまだ知らない事があり勉強になりました。一人ひとりの迅速かつ的確な行動により多くの命が救命できるのだと改めて感じました。今回の研修で学んだ事をしっかりと復習し、緊急時に適切な応急手当が出来るように備えていきたいと思います。

 

今月の勉強会では冨田社長、下坂センター長のご好意で「焼肉 JIN」さんの

おもてなし弁当(黒毛和牛ハラミ焼肉弁当)が職員に振る舞われました!!!

激ウマです!

冨田社長、下坂センター長、本当にありがとうございました!明日への英気を養うことができました(>_<)

 

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