令和3年6月 夕凪グループ勉強会

令和3年6月 夕凪グループ勉強会
~現場での事故を防ぐための対策を考える~

企画:夕凪グループ勉強会委員

介護の現場で働く上で、一番避けなければならない介護事故。事故を起こしてしまうと、利用者様やそのご家族、会社に迷惑をかけてしまうだけでなく、介護職員自身も、「自分のせいで介護事故を起こしてしまった」と落ち込んでしまい、現場での仕事を続けるのが難しくなってしまうケースもある。

高齢者の方や身体の不自由な方へサービス提供する上で、完全に事故をなくすことは、なかなか難しいことだが、介護事故に関する、心構え・予防方法・起きてしまったときの対応法を、しっかりと理解しておくことが大切である。

今回の勉強会では介護の現場で起こりえる事故を想定し、予防方法やグループ全体で活用できるツールについて意見を出しあい、対応策の検討を行った。

1.各部署単位のインシデントもグループ全体のインシデントとしてとらえる!

常にその責任の大きさを意識して利用者様と接すると同時に、些細なヒヤリ・ハット(重大な事故には至らないものの、直結してもおかしくないような事例)でも、周りのスタッフと共有することで、同じようなミスが再発しないようにグループ全体で対策することが大切である。また事故やミスが起きてしまった場合にも、原因を全職員で検討し、再発を防ぐにはどうするべきなのか考えることが大切である。事故やミスの発生に関わった職員だけでなく、周りの職員も、「未然に防ぐために自分ができたことはなかったか」、「明日は我が身」という意識を持ち、事故やミスの原因を一緒に検討することで、グループ全体の危機管理能力を向上していけるものと考える。
 

2.スタッフ間で情報共有しなければならないものを、必要時に確実に確認できるように!

自分たちの部署に関する情報共有だけでなく、各部署の重要な情報をグループ間で共有しておくことも事故を未然に防ぐためには大切なことである。情報が必要な時に確実に確認でき、誰であっても適切な対応ができるためにも、部署ごとにリストアップした情報ファイルを作成しておくことも必要である。また重要な情報が古いものでは意味がないため、情報をしっかりと更新していくことも必要である。

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