令和4年2月 夕凪グループ勉強会

令和4年2月 夕凪グループ勉強会

講師:雇用管理コンサルタント 常谷 薫 様

本日は「介護事業所のコンプライアンス」という議題で、雇用管理コンサルタントの常谷薫先生が講演をして下さいました。

コンプライアンス、という言葉は最近ブラック企業がどう、などの話題でテレビを通じてよく耳にするようになりました。道徳的、人道的な人として大切な何か、という漠然としたイメージを持っていましたが、正確には「法令遵守」という意味だと教わりました。

 今回はその法律を守る事の中でも個人情報の保護という面で詳しく講義をしていただきました。

 講義を受けさせていただいて氏名や年齢、電話番号や現病歴など何が個人情報にあたるのか考えてみるとすぐ思いつくこともあるのですが、「それら情報が見やすいところに保管されているな」と感じました。

特に印象に残ったのは事業所へのFAXの誤送信についてです。誤送信がゼロになる為に、細心の注意をはらって情報を取り扱う事は勿論大切なことになります。それでも生じてしまった場合は送信先の事業所様へ破棄を依頼する、という形を取ることがありました。しかし、本当はそれだけでは不十分なのだそうです。というのも、本当に事業所様が破棄したのか正しく確認するか、回収して自分たちで正しく処理する必要があるというものでした。この話を聞いて、本来であればもっと厳重に取り扱い、処理も丁寧に自分で行わなければいけないものなのだと、個人情報の重要性を改めて考えるいいきっかけになりました。

他の職員が事業所フロア内で営業時間中に利用者様のお休みについて話している場面を見ました。他の利用者様に聞こえるところではやめたほうがいい、という注意をしましたが、自分も気を付けなければいけないな、と考えさせられました。

 今回の講義を受け、今働かせていただいている部署の事務所に入ると、ロッカーの張り紙やホワイトボードなど多くの個人情報が目に入ってくるようになりました。利用者様だけでなく自分たちを守る為にも、ロッカーの外ではなくロッカーの中に張り紙を入れて誰でもすぐに目に入るところに置かないようにする、など細かいところから注意します。

 個人情報を守る、ということは言葉で聞いたりすると大切な事だと感じます、しかし普段から意識していなければ自分が原因で漏洩したり紛失したりすることに繋がるのだと今回の講義を通して感じました。この所感を大切にして個人情報の保護に努めます。

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