避難所での認知症の方の支援について。

皆様こんにちは。プチ夕凪の野中です。

 

今日は認知症の方の避難所での支援について少しお話しさせて頂きます。

認知症の方は環境の変化についていく事が難しく、もし被災した場合では避難所での生活が困難となる事もあります。

その為避難所での認知症の方のケアにおいては以下の3点がポイントとなります。

 

①環境作り

・介護にあたる家族と共に避難所の隅の方へ移動する。

・パーテーション等で仕切りを作り、安心できる空間を確保する。

静かな落ち着ける空間を確保する。

・排泄やおむつ交換のスペースの確保する。

 

②かかわり方

驚かせない様、目線を合わせゆっくりと話す。

・急がせると言葉が上手く出なくなることもある為、ゆっくりと話を聞く

自尊心を傷つけない

介護者への声掛けも行う。

 

③二次避難所へ

本人様の頑張りや介助者の負担から、避難所で生活できる限界日数は平均で3.11日であったというデータがあります。

二次避難先である福祉施設への移動を準備しましょう。

名前、年齢、病歴等情報を準備する。

・周囲の人へ理解してもらい、早期の移動を申し出る

福祉避難所(二次避難所)は家族も一緒に避難することができる

 

香川でも東海地震・南海地震等災害に備えなければなりません。

その一助となればと思います。

質問・問い合わせ等ありましたらお気軽に相談いただければと思います。

 

☎:087-866-7755  担当:野中 信博

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