2019.09.24
園芸療法
今回は、プチ夕凪の園芸療法をご紹介します。
【園芸療法とは】
園芸療法は、植物を育て緑の力で、人を癒すことを目的とした、作業療法の一つです。その歴史は古く18世紀後半~20世紀にかけて、精神障害、知的障害の方への道徳療法として用いられてきたとされています。日本では、1900年代初めに作業療法として用いられ、2008年に日本園芸療法学会が作られ、現在では高齢者施設において、リハビリの一環として積極的に用いられています。
【認知症への効果】
園芸療法には、脳を刺激する要素が数多くあります。植物に触れたり、土を触ったり、五感を十分に使う事で、脳に良い刺激を与えてくれます。また、外での作業により、開放感や心地よい疲労感により、生活リズムの調整にもなります。実際に、プチ夕凪のご利用者様も、「夜間しっかりと睡眠をとってくれるようになった。」や「食事の量が増えた。」「笑顔が、増えた。」と、ご家族より声を頂いています。
プチ夕凪では、アセスメントをしっかりと行い、その人その人に合った園芸療法を提供しています。
「お花が好き。」「若い頃畑をしていた。」「退職後、ガーデニングが趣味だった。」「芋掘りが楽しかった。」どんな些細なことでも、その人にとっての達成感や幸福感に繋がる事の一つとして、園芸療法を通じて今後も提供していきます。