2020.11.24
ADLについて
皆様こんにちは!
ステップ夕凪の野中です!
今日はADLについて少しお話していこうかと思います。
「ADLならもう知ってるよ!」という方もいらっしゃるとは思いますが、機能訓練の話とも関わってきますので、少しお付き合い頂ければと思います。
そもそもADLとは「Activities of Daily Living」の略語であり「日常生活動作」と訳されます。
食事や更衣、トイレ動作等と言うとイメージしやすいでしょうか?
では、他にどんな項目があるか、ADL評価尺度であるBarthel Index(以下BI)を元に紹介していきましょう。
ご覧の通り
【食事】【移乗】【整容】【トイレ動作】【入浴】【歩行】【階段昇降】【着替え】【排便コントロール】【排尿コントロール】
の10項目が標準化された評価尺度として取り上げられていますね。
これらの項目を元に
「どの動作のどの様な部分に介助が必要になっているか。」
「どの程度の介助量を要しているか。」
「何故その動作に介助が必要になっているか。」
等考え、個別機能訓練計画書を作成し、日々機能訓練を提供しています。
普段ベッドで行っている訓練でも後々こういったADLに繋がるように逆算して考えられた訓練が行われています。
ですので所謂「マッサージ」という表現は使わず、「ベッドでの訓練。」と表現させて頂いている訳です。
さて、実はさらにここからもう少し踏み込んだ話に
「出来るADL」と「しているADL」という物があるのですが。長々となりそうなので、次回の私の更新時「続・ADLについて」というタイトルで更新しますので、それまで話を持ち越しさせて頂こうかと思います。
それでは!また次回もよろしくお願いします!