2021.05.25
R3年度の個別機能訓練加算について
みなさん!こんにちわ!!
今年度よりステップ夕凪へ異動になった機能訓練指導員(理学療法士)の平尾 翔汰朗です。ステップ夕凪には名字が”平尾”の職員は2名在籍していますが、元気いっぱいで男前の方の平尾です!
今回は今年度より新しくなった個別機能訓練加算について簡単に説明したいと思います。
そもそも、通所介護における個別機能訓練加算の目的は「高齢者が住み慣れた地域でいつまでも生き生きとした在宅生活が送れるように、身体機能や生活機能の維持または向上を目指すこと」となっています。
改訂前は個別機能訓練加算はⅠとⅡがありました。加算Ⅰは身体機能の維持が目的、加算Ⅱは食事やトイレなどの日常生活(ADL)や調理・洗濯などの家事動作(IADL)、趣味などの社会参加への働きかけが目的でした。
改定後は今までの加算のⅠとⅡを合わせて個別機能訓練加算Ⅰとなりました。またその1つとなった個別機能訓練加算Ⅰはイとロの2種類に分かれました。イは専従の機能訓練指導員を1名以上配置(配置時間の定めなし) ロは専従の機能訓練指導員をサービス提供時間帯を通じて1名以上配置となっています。 ※人員欠如減算・定員超過減算を算定している場合は、加算を算定しない。 ※イは運営基準上配置を求めている機能訓練指導員により、満たすこととして差し支えない。 ※ロはイに加えて専従で1名以上配置する。と、なっています。
ちなみにステップ夕凪はⅠ-ロとなります。
◎今回の改訂の大きな違いは
①訓練内容が(イ)・(ロ)のいずれにおいても、身体機能及び生活機能の向上を目的とする機能訓練項目を設定
②今回の改訂から機能訓練指導員が直接実施すること[以前は(Ⅱ)のみ直接実施]
これに加えて、今回の改訂から個別機能訓練加算ⅡがⅠに上乗せで月に1回算定することとなり、計画等の情報を決められた頻度で厚生労働省に提出し、サービスの質の管理を行うこととなりました。
以上が今回の改訂の説明となります。
今後ともステップ夕凪をよろしくお願いします!!