意識・認識・安心
今月から新しいご利用者様が週一回、午後ご利用されています。
パーキンソン、認知症のある男性の方です。
奥様には短時間でも良いので旦那さんの外出時間を作り、その間に外出して気晴らしがしたいというご希望がありました。
初回ご利用時からパーキンソン、認知症の症状のため時間帯によって身体状態に波があり、室内での移動、送迎車の乗り降りなどスタッフの指示が上手く伝わらず困惑され、なぜボーン夕凪に来なければいけないのかも分からないご様子でした。
初回はスタッフとご利用者様の信頼関係も築けておらず、帰宅願望が出てしまいました。
そこでスタッフ間で考えました。
どうすれば不穏にならずにご利用頂けるか?
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ボーン夕凪での時間、ボーン夕凪の空間をご自宅のように感じて頂く
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そのために、まずはボーン夕凪のスタッフの顔を覚えてお会いする度に安心感を感じて頂く、他のご利用者様との交流の橋渡しをさせて頂く
そこに重きを置いて関わらせて頂くことになりました。
すごく単純な当たり前のことかも知れませんが、一人一人の方の状態、性格を深く知ってこそできるサービスかと思います。
先日はその方が他の女性ご利用者様と新聞を通じてお話をしようとされている場面が見られました。
まだ始まったばかりです。
ご利用者様に安心してご利用頂けるようにしっかりと関わらせて頂きたいと思います。