春の味覚

作業療法士の半田です。

昨日は、利用者様が筍を持ってきてくださいました。

皆で皮を剥くのも立派な作業です。

視覚(形や色)、触覚(柔らかさ・固さ)、嗅覚(匂い)を使用することで脳への刺激にもなりますし、目と手の協調性の訓練にもなります。

片麻痺の方には特に良い訓練になります!手指の力の調節や腕の位置を保持、姿勢バランスの保持など沢山の作用があります。

※目と手の協調性とは… 目で捉えた情報(形、位置)をもとに手や体の運動を連動させること

筍は春の味覚として知られているので、季節を感じることができます。

集団で作業しながら、「小さいころ堀りに行ってた」「こんな料理にして食べていた」などの情報の共有や、昔を振り返る事で記憶想起し脳の活性化にもつながり、コミュニケーションの輪も広がります。

今の時期は特に皆様外出を控えているので季節を感じづらかったりします。

ヤング夕凪では昼食で旬の物が出てきたり、時期のお花を生け花にして飾っています!今後も自分自身の身体で記憶できる体験や他者とのコミュニティーの輪を大事にいていきます。

 

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