疾病退散!
作業療法士の石黒です。
みなさん、『アマビエ』という妖怪をご存知ですか??
江戸時代末期に熊本に出没し、「病が流行ったら私の写し絵を人々にみせよ」と言い残して海へと消えたとの言い伝えがある、疾病退散の効果のある妖怪だそうです。
人魚のようなきれいな鱗と、長い髪、鳥のようなクチバシが印象的で、新型コロナウイルスの流行以降注目を集めていますね。
ヤング夕凪でも作業訓練・創作活動の一環として、利用者様と一緒にアマビエの作成を行いました!
コロナウイルスの終息を願いながらこつこつと作り、先日ついに完成しました~!
こちらのアマビエ、顔・胴体・鱗・髪の毛…すべて毛糸でできています。
顔や胴体、鱗は毛糸をポンポンにして、組み合わせて作りました!
毛糸をきれいに整えてカタチを丸くしていく作業はなかなか時間もかかり、集中力や注意力、手指の巧緻性や筋力を必要とし、よい訓練になったかと思います。
また、こういった創作活動の時間は他者との交流のきっかけにもなり、会話の促進なども図れるため、言語やコミュニケーション訓練にも繋がっていきます。
楽しみながらも、利用者様それぞれの目的や目標を大切にし、創作活動を続けていきたいと思います。
たくさんの方に協力してもらい、大作が作れました♪ありがとうございます!
これからきっとヤング夕凪の守り神になってくれるはず…!
もちろんアマビエの力に頼るだけでなく、手洗い・うがい・消毒・換気などの感染症対策を引き続き徹底していきたいと思います!
1日でも早く新型コロナウイルスが終息し、皆様が安心して過ごせる毎日が来ますように・・・