言語訓練の紹介
ヤング夕凪の機能訓練『言語訓練』について紹介したいと思います。
ヤング夕凪には言語聴覚士が在籍しています。
失語症・構音障害・高次脳機能障害・摂食機能障害などの障害を持つ利用者様を対象に言語訓練を実施しています。
今回は失語症について訓練内容を紹介します。
失語症の訓練では、「話す」「読む」「聞く」「書く」「計算」などの課題を利用者様の状態に合った内容・方法・環境(個別訓練・集団訓練)で実施しています。
後遺症により
『家族・友人と話す際に言葉が上手く出てこない』
『相手の言っていることが分からない』
『きちんと相手に言いたいことが伝わらない』など
様々な症状により、悩みや孤独感を感じている方もいらっしゃいます。
病気になってから人と関わるのが苦手・・という方でも、同じ悩みを持った方々が集まってコミュニケーションを取り、集団で作業・訓練に取り組む事も言語訓練になります。
本人様だけではなく、家族様も不安やどうやって関わったら良いか分からないといった悩みをお聞きします。
話すだけがコミュニケーションのツールではなく、様々な代償手段(書字・ジャスチャー・コミュニケーションカードの併用)を取り入れることで、出来ることが増え、スタッフ・家人・他者と関わることが楽しく感じてもらえるように取り組んでいます。
また、一人ひとりの利用者様のコミュニケーション面での悩みや不安に寄り添い、コミュニケーションや訓練を行うことで日常生活でのコミュニケーションが上手くいくよう支援していきたいと思います。