2025.10.11
血糖値を上げない工夫
皆さんこんにちは☺︎ 管理栄養士の森口です。
朝晩の気温差を感じる季節になりましたね。この時期は体調を崩しやすく、食欲も変わりやすい時期です。今日は「血糖値を上げない工夫」についてお話しします。
血糖値は、ごはんやパンなどの糖質をとると上がります。でも、食べ方の工夫でゆるやかにすることができるんです✨
◎野菜やおかずから先に食べる「ベジファースト」
最初に野菜を食べると、血糖値の上がり方をゆるやかにできます。野菜に含まれる食物繊維が、糖の吸収をおだやかにしてくれるからです。
たとえば、サラダ・煮物・おひたしなどを一口目に。野菜の温かさや彩りを感じながら、ゆっくり味わうのがポイントです。
◎たんぱく質(魚・肉・豆腐など)をしっかりとる
血糖値を安定させるには、たんぱく質も大切です。魚・肉・卵・豆腐などのたんぱく質は、糖の吸収をゆるやかにし、筋肉を保つことで代謝を助ける役割もあります
たとえば、
- 朝はゆで卵や豆腐入り味噌汁
-
昼や夜は魚や鶏肉をメインに
といったバランスが理想的です。
◎よく噛んで、ゆっくり食べる
「よく噛む」ことも、血糖値コントロールには大切なポイントです。しっかり噛むことで、脳に「満腹サイン」が届きやすくなり、食べすぎを防ぎ、インスリンの分泌も穏やかになります。さらに、消化を助け、胃腸への負担を減らすことにもつながります。
目安としては一口につき20〜30回程度が理想です。
デイサービス夕凪では、毎日昼食の前に管理栄養士が献立説明を行っています。その際に、このような食べ方の工夫についてお話したり、本日の昼食に使用されている食材の栄養についてお話しています☺︎
美味しいものを食べながら、一日いちにちを元気に過ごすことのできる身体づくりをお手伝いさせていただきます♪