2022.07.22
調理動作について
こんにちは!クッキング夕凪の野中です。
今日は、調理動作について少しお話ししていこうかと思います。
皆様は「調理動作」と聞くとどの様な動作を思い浮かべますか?
例えば「量る」「切る」「混ぜる」「煮る」「炒める」「盛り付ける」等々、色々あるかと思います。
こういった調理特有の動作には、立つ、座る、移動する等基本的な動作が含まれています。その為、調理のような応用動作訓練を行う前に先んじて、まずは身体機能や基本的動作の訓練を行うのです。
そして、応用動作に基本的動作が含まれているという事は、応用動作を継続して行う事が心身機能や基本的動作能力の維持・向上にもつながるという事です。
それでは、もう少し話を掘り下げてみましょう。日常生活においては「調理動作が出来る」というだけでは調理は成立しません。
調理を行うには、その前後に食材の調達や献立の考案、調理器具の用意、盛り付け、配膳、食べる、片付けを行う。といった工程も含まれます。
IADL(手段的日常生活動作)の分類では「調理」と「買い物」「金銭管理」「交通機関の利用」「掃除(片付け)」等それぞれ別の項目に分かれておりますが、各項目密接に関係しあっており、切り離せないものです。
クッキング夕凪ではその名の通り主に調理活動を提供しておりますが、単純に「調理動作訓練」だけを行っているのではなく、それに付帯する身体機能・ADL(日常生活動作)・IADL等にも着目し、個人個人にあわせながら作業提供を行っているのです。
調理経験がほとんど無いという方でも安心して作業に参加できるよう、提供する作業難易度の調整も行っております。気になった方はぜひ気軽にお問い合わせください!