2024.11.11
秋の味覚といえば・・・?
皆さま、こんにちは☺ 管理栄養士の森口です。
秋といえば、実りの秋、食欲の秋、味覚の秋とも言われ、食材が豊富に実って美味しい季節でもあります。
秋の味覚というと何を思い浮かべますか? 秋には美味しい食べ物がたくさんありますね。
今回は秋が旬の食材と栄養について紹介します。
◎さつまいも◎
さつまいもには、ビタミンCが豊富に含まれており、動脈硬化の予防や皮膚のシミやしわを防ぎ、傷や炎症の治りをよくする効果もあります。
さつまいもには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がどちらも含まれています。不溶性食物繊維は腸の中で水分を吸い込んで膨らみ、腸を刺激することで便通を促して便秘の解消に役立ちます。水溶性食物繊維は、腸内環境を整える効果や血糖値の急激な上昇を抑える、コレステロールの吸収を抑制する効果が期待できます。食物繊維は噛み応えがあるので満腹感を感じやすく、しかも低カロリーなので肥満予防にも効果的。糖尿病や高血圧などの生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
◎ぶどう◎
ぶどうにはポリフェノールが多く含まれています。
ポリフェノールには強い抗酸化作用があり、老化や免疫機能低下などに関係する活性酸素の発生を抑えたり、取り除いてくれたりする働きがあります。
中でも、ぶどうにはポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富。アントシアニンを十分摂取することで、眼精疲労や視覚機能(暗いところでの見えやすさをサポート)への効果が期待できるといわれています。
カリウムも多く含んでおり、むくみや高血圧の予防にも効果が期待できます。
◎きのこ類◎
きのこ類全般に多く含まれているビタミンDは、体内でのカルシウムの吸収を助ける重要な成分です。
ビタミンDの不足が長く続くと、骨粗しょう症のリスクが高まるため、日光浴以外に食事からの摂取が必要とされています。
ただし、過剰摂取は、腎臓や筋肉にカルシウムが沈着するなどの健康障害を引き起こす可能性があるため、摂取量には注意しましょう。
他にも食物繊維もたくさん含んでおりますので、便秘の改善や生活習慣病の予防にも期待できます。
しめじ、えのき、椎茸、舞茸、エリンギ、マッシュルーム、ナメコなど様々な種類のあるきのこは、
炊き込みご飯ご飯やバターソテー、鮭のホイル蒸しにするのもおすすめです☺︎
秋の味覚をたっぷり食べて、免疫力を高めましょう♩