高次脳機能障害について
皆さま こんにちは(*^-^*)
夕凪 Japanの福家です。
11月中旬になりました。先日から急に寒くなってきました。街路樹も一気に紅葉していますね。
体調崩さないように十分にお気を付けください。
今回は先月、高次脳機能障害の研修に行かせていただきました。そのことについて少しお話させていただこうと思います。
高次脳機能障害とは?
脳卒中や交通事故等能の気質的原因で起こる頭部外傷、疾病の発症が原因とされ日常生活や社会生活に問題が生じる障害の事です。目に見えにくく分かりにくい障害と言われています。
高次脳機能障害と認知症
共通点は記憶障害です。認知症は記憶が全般的に低下、進行していくのに対し、高次脳機能障害は進行せず、脳損傷の時期は明確です。
主な症状
・注意障害
・記憶障害
・遂行機能障害(物事を順序立てて行えない)
・社会的行動障害(感情のコントロール不良、こだわりが強い、やる気が出ない)
・地誌的失見当(道に迷う)
・失語(言葉が出ない)
・失行(道具の使い方が分からない)
・失認(自分の病態に気づかない。半空間無視)
支援を行う上で大事な事
・ハードルは低く、課題は小分けにして出来ることを積み重ねていく。
・要点は7秒以内にまとめて簡潔に伝える。
・リラックスして課題に取り組めるようにする環境を整える。
・怒りやすい人は1秒待って発言する練習をする。
・感情が爆発したら、原因を追究せず、その場から離れてもらう。
・失語の人にはどんどんヒントを出して本人に無理をさせない。
・忘れやすい人には復唱やメモを促す。
高次脳機能障害は分かりにくい障害であるため、利用者様に関わりを持っていく中で、さらに障害が発見されることもあるようです。夕凪グループでは、デイサービスのST(言語聴覚士)のスタッフたちが頭を悩ませながら考えている姿をよく目にします。私も今後1人1人の方の支援につなげていき、介護支援専門員としてプランに繁栄させていけるように日々勉強していきたいと思います。