補聴器について
みなさま、こんにちは夕凪Japanの福家です。
毎日、新型コロナウイルスのニュースが流れていますが、手洗い、うがい、マスクは大事ですね。抵抗力をつけ、体調管理には十分にお気を付けください。
今回は補聴器についてお話させて頂こうと思います。
難聴には加齢によるものの他に病気が原因で起こるものもあります。
良く聞こえないと思ったら、まずは病院受診で原因を調べてもらいましょう。
診療や検査で病気による難聴はなく、加齢性難聴であるのなら、補聴器の使用は有効です。
聞こえが悪いままだと認知機能の低下、孤立やうつ症状等につながるリスクがあります。
昔の補聴器はアナログで音のボリュームは自分でダイヤルを回して調節していましたが、デジタル補聴器に進化した今は最初に設定をすれば補聴器が自動的に好みの音に調節することができます。
外の騒々しい場所では音量が下がり、静かな場所で会話をするなら相手の声が聞こえやすくなるなど、自動的にその場の環境に合わせて調整してくれます。また、車の音を消して人の声だけ残すという技術も進歩し、雑音が多くても人の声や言葉を聞きとりやすく出来る様になりました。凄い進歩ですね(>_<)
補聴器を購入した場合には2018年度から診療情報提供書により医療費控除が受けられるようになっています。
音は耳でなく脳で聞いている事が分かってきました。
補聴器がこれだけ進歩しても長い間、音を聞けていなかった方の脳は聞こえないことに慣れてしまっています。
そこに音を入れても、すぐには聞き取れる様にはならないそうです。上手く使えず、すぐに外してしまう人も少なくありません。
心地よく使うためにはトレーニングが必要です。技能者、ケアマネージャやご家族に励まされながら使える様になっている方も多いようです。
ぜひ、補聴器をお使いの利用者様には様子をお伺いしてみて下さい。