飲み込む力をアップ!

こんにちは!言語聴覚士の日岡ですsmiley


今回は嚥下(物を食べる)訓練について紹介したいと思います!


パーキンソン病で嚥下障害を発症し、誤嚥性肺炎を合併した利用者様に対して筋力の低下や咳嗽減弱(誤嚥物を反射的に吐き出す力の低下)がみらえた為、次のような間接的嚥下訓練を実施し、誤嚥性肺炎の予防を行っています。

 


①嚥下体操

首・肩・頬・口・下の体操や「パ・タ・カ・ラ」の発音


②発声訓練

正しい姿勢で腹筋に力を込めて!

②pushing法

両手を胸の前で押し合い発声します。

③シャキア法

仰向けで肩をつけたまま頭だけを足の指が見えるまで拳上します。

 

①~④を行うことで、腹部・胸郭を意識し、咳こむ際に必要な力、腹圧の増強や舌骨上筋群・舌骨下筋群の強化を図ってます。

訓練だけではなく食事形態の調整やトロミの使用、歯科衛生士による口腔ケアを行いながら誤嚥性肺炎の予防を行っています。

自宅でも意欲的に言語訓練の内容を行って下さり、利用当初に比べ咳嗽力も強くなりムセの回数も減少していると言ってくださってます!

 

歳を重ねるにつれ飲み込みに使う筋肉も段々と弱くなっていきます。

誤嚥性肺炎になる確率も増えてきます。

自宅でできる嚥下体操や発声訓練など出来るものから行ってみてはいかがでしょうか?smiley

 

訓練のお問い合わせ・見学の希望あれば

ヤング夕凪

電話番号:087‐866‐7575

営業時間:8時30分~17時30分 までよろしくお願いします!

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