居宅介護支援(ケアマネジメント)の有料化??
皆様こんにちは!夕凪 Japanの大江です(*^-^*)
昨日、利用者様や家族様にご理解いただき、1/11~1/13の2泊3日で夕凪グループの研修旅行に参加させて頂きました!
今回の研修地は、、、な、なんと北海道です!!
日本屈指の観光地で様々なことを学ばせて頂きました。詳しくはホームページのお知らせコーナーに掲載されますので、ぜひぜひ見て頂けたらと思います(>_<)
さて今回は、居宅介護支援(ケアマネジメント)の有料化についてお話させて頂きたいと思います。
そもそもケアマネジメントとは、利用者様ができる限り自宅で自立した日常生活を送れるよう、ケアマネジャーが、利用者様の心身の状況や置かれている環境に応じたケアプランを作成し、そのプランに基づいて適切なサービスが提供されるよう、事業者や関係機関との連絡・調整を行うものです。現在このケアマネジメント費は全額、保険者から支給されており利用者様が負担することはありません。
しかし、、、
今、このケアマネジメントを有料化しようという議論が高まっています。ケアプラン月1,000円、予防プラン月500円の定額徴収など、、、
有料化になることでの「様々な意見」
【賛成意見】
・応益負担という観点でいうと自己負担の導入はやむを得ない面がある。
・利用者がケアプランの内容に対する関心を高め、自立支援型のケアマネジメントが推進される。
・ケアマネがより慎重に選ばれていき、それぞれが質を競い合うようになりプラスの効果が生まれる。
【反対意見】
・ケアマネジャーによるケアプランの作成は介護保険の根幹であり、自己負担の導入は制度の基本を揺るがしかねない。
・「費用を負担しているのだから言うとおりのプランを作ってくれ」という話が増えていくのではないか。
・低所得者ほど専門職によるケアマネジメントが必要であり、自己負担を導入するとその機会が奪われる。
・セルフケアプランやサービス事業者によるケアプラン代行業務が多くなり、自立支援の原則とは異なる生活を楽にするサービスの利用に流れ、いたずらに費用が増大してしまう。
今回お話させていただいたケアマネジメントの有料化ですが皆さまはどう感じられましたか?自己負担が導入されることが、介護給付費の抑制にきちんとつながるかという問題はさておき、もし、実現された場合、介護費用の節約を考えるのであれば、単に目先の利益にとらわれるのではなく、利用者自身の生活スタイルにあった介護サービスを考えることで、本当に必要な介護サービスに限定でき、それが結果として介護保険の節約につながると私は思います。これからの動向を注意深く見ていていただけたらと思います(>_<)